長崎県壱岐市勝本町の県立壱岐商業高(戎野和幸校長、196人)は、全日制の県内公立高で初の「オフィスカジュアルデー」を実施。3年生182人のうち、59人が自ら着こなしを考えた私服で登校した。
生徒8人でつくるプロジェクトチームが中心となって考えたカジュアルデーのコンセプトは「自分らしさ」「新たに買わない・持っている服で」「ギラギラしていない」「よれよれしていない」「露出しない」の五つ。社会で求められる身だしなみを、場所や目的、場面に応じて選ぶ力を育む狙い。
11日朝、制服に交じり私服姿の3年生が登校した。生徒からは「胸がどきどきした」「明るい服の色で教室も明るく感じた」などの声が上がった。教員からは「生徒の個性を感じられ、新鮮」などの感想もあった。
同プロジェクト委員長の3年、中原康太郎さん(17)は「社会に出て恥ずかしくない格好を学ぶのに必要だと思う。選んだ服で個人の価値観を知る機会にもなった」と話した。
同校は「友人らの装いも見ながら生徒たち経験を重ねて感覚を磨いてほしい」としている。アンケートなどしながら、今後も続けていく予定。
生徒8人でつくるプロジェクトチームが中心となって考えたカジュアルデーのコンセプトは「自分らしさ」「新たに買わない・持っている服で」「ギラギラしていない」「よれよれしていない」「露出しない」の五つ。社会で求められる身だしなみを、場所や目的、場面に応じて選ぶ力を育む狙い。
11日朝、制服に交じり私服姿の3年生が登校した。生徒からは「胸がどきどきした」「明るい服の色で教室も明るく感じた」などの声が上がった。教員からは「生徒の個性を感じられ、新鮮」などの感想もあった。
同プロジェクト委員長の3年、中原康太郎さん(17)は「社会に出て恥ずかしくない格好を学ぶのに必要だと思う。選んだ服で個人の価値観を知る機会にもなった」と話した。
同校は「友人らの装いも見ながら生徒たち経験を重ねて感覚を磨いてほしい」としている。アンケートなどしながら、今後も続けていく予定。