コーヒーに感謝をささげる 松浦・淀姫神社で神事 7店舗のコーヒーや菓子も

2024/10/03 [12:00] 公開

珈琲感謝祭の神事でコーヒー豆を神前に供える早田宮司=松浦市、淀姫神社

珈琲感謝祭の神事でコーヒー豆を神前に供える早田宮司=松浦市、淀姫神社

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長崎県松浦市志佐町の淀姫神社(中川明宏宮司)で1日、「珈琲(コーヒー)感謝祭」があり、参拝者たちが世界各地で親しまれているコーヒーに感謝をささげた。
 コーヒーは江戸時代にヨーロッパから長崎・出島に伝わり、明治以降、全国に広がった。世界一の生産国のブラジルでは10月から新たなコーヒー栽培が始まることから、全日本コーヒー協会が1983年に、コーヒーの国際機関が2014年に10月1日を「コーヒーの日」に定めている。
 感謝祭は今年で6回目で、市内外の有志でつくる「コーヒーの日」を祝う会(福井規会長)が主催。これまで主会場だった同市今福町の今福神社(早田伸次宮司)が敷地内の改修工事のため、今回は特別に淀姫神社で開いた。約40人が参列し、早田宮司が神前にコーヒー豆を供えるなどの神事を執り行った。
 その後も来場者が増え続け、市内外から出店した7店舗のコーヒーや菓子、キューバサンドなどの味を楽しんだ。福井会長は「会場が変わったことで、初めて来られる方も多かった。この催しが広まって、もっとにぎわってくれれば」と期待していた。