長崎市がインドから寄贈を受けるマハトマ・ガンジー像の設置場所について、鈴木史朗市長は17日、長崎原爆資料館に近い平野町の一画を候補地とし、地域住民らとの調整を進めていると正式に表明した。2月に観光名所「眼鏡橋」そばの中島川沿いとする方針を発表したが、市民の反発を受けて撤回し、3月から設置場所を再検討していた。
候補地は同館南側にある市道のロータリー内で、車道や歩道に囲まれた一画。既に、長崎と米セントポール両市のロータリークラブから寄贈された像「平和のビジョン」がある。
鈴木市長は17日の定例会見で「さまざまな意見があることは承知している。市民に歓迎されるよう、ガンジー像を受贈することや設置の意義をしっかりと(住民らに)説明し、理解をいただきたい」と述べた。
長崎市は昨年10月にインドから寄贈の意向を受け、複数の場所を検討。長崎原爆の当初の投下目標(常盤橋から賑橋付近)に近いことなどを理由に、中島川沿いに決め、2月下旬には整地工事を始めた。ただ近隣住民への説明や調整が不十分で、景観への影響などを懸念する声も相次いだため場所を再考していた。
候補地は同館南側にある市道のロータリー内で、車道や歩道に囲まれた一画。既に、長崎と米セントポール両市のロータリークラブから寄贈された像「平和のビジョン」がある。
鈴木市長は17日の定例会見で「さまざまな意見があることは承知している。市民に歓迎されるよう、ガンジー像を受贈することや設置の意義をしっかりと(住民らに)説明し、理解をいただきたい」と述べた。
長崎市は昨年10月にインドから寄贈の意向を受け、複数の場所を検討。長崎原爆の当初の投下目標(常盤橋から賑橋付近)に近いことなどを理由に、中島川沿いに決め、2月下旬には整地工事を始めた。ただ近隣住民への説明や調整が不十分で、景観への影響などを懸念する声も相次いだため場所を再考していた。