人気アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のモデル地になった浜松市で、エヴァと連携した観光事業「シン・ハママツ計画」が20日から始まった。市役所ではセレモニーが開かれ、ロビーに設置される高さ6mの初号機の立像がお披露目された。
市役所では午前10時半の一般公開を前に約170人が列を作った。市消防局音楽隊が同アニメの主題歌「残酷な天使のテーゼ」などを演奏し、盛り上げた。
市内を走る天竜浜名湖鉄道と遠州鉄道の沿線21カ所を巡るスタンプラリー「人類乗車計画」も開催。両鉄道では登場人物の碇シンジと渚カヲルがデザインされた1日乗車券の販売を開始した。今後、市内の飲食店などとコラボした商品が販売される予定。期間は来年2月末まで。
天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅(浜松市天竜区)が、映画の中心的な舞台として描かれた「第3村」のモデルとなったことがきっかけで、エヴァファンの聖地となっている。