学校や職場など特定の場で話したくても話せない症状が続く「場面緘黙(かんもく)」の経験者が接客を体験する「スモールステップカフェ」が9日、長崎市内に限定オープンした。5人が店員として参加。客やスタッフとコミュニケーションを取って自信につなげた。
啓発団体の「かんもくライブフェス」が10月に富山県で初めて開き、長崎市が2カ所目。同団体の代表と以前から面識があった「free space & cafe しなぷす」(同市新大工町)の土居麻友美代表(42)が協力し、体験の場を提供した。
事前に予約した経験者の家族ら約20人が来店。経験者は受け付けや料理提供、会計などを体験した。参加した長崎市の男性パート従業員(41)は「お客さんやスタッフと会話することで自信につながった」と感想を話した。
経験者の中学2年の娘と来店した女性(45)は「ある程度克服してもコミュニケーションがうまく取れないなど後遺症もある。同じ悩みを抱える人の話を聞いて少しでも良い方向に進むことができれば」と話した。
啓発団体の「かんもくライブフェス」が10月に富山県で初めて開き、長崎市が2カ所目。同団体の代表と以前から面識があった「free space & cafe しなぷす」(同市新大工町)の土居麻友美代表(42)が協力し、体験の場を提供した。
事前に予約した経験者の家族ら約20人が来店。経験者は受け付けや料理提供、会計などを体験した。参加した長崎市の男性パート従業員(41)は「お客さんやスタッフと会話することで自信につながった」と感想を話した。
経験者の中学2年の娘と来店した女性(45)は「ある程度克服してもコミュニケーションがうまく取れないなど後遺症もある。同じ悩みを抱える人の話を聞いて少しでも良い方向に進むことができれば」と話した。