埼玉県吉川市のリサイクル業者敷地内で遺体の入ったドラム缶が見つかった死体遺棄事件で、県警は19日、缶は同県所沢市のトランクルームから業者が17日に回収していたと明らかにした。遺体は女性で、ブルーシートに覆われていたことも判明。成人とみられる。県警は死後長期間が経過しているとみて、身元や死因を捜査する。
県警によると、トランクルームはコンテナ型で、施錠されていた。利用料金が未払いだったため、管理会社がリサイクル業者に中身の撤去を依頼。業者は17日午後、ドラム缶の他にも荷物を回収し、自社へ運搬した。県警は荷物を調べ、契約者の特定を進める。