長崎県高校新人バレー 女子・西彼杵が初V、男子・大村工4連覇

長崎新聞 2025/01/28 [11:00] 公開

【バレーボール女子決勝、西彼杵―聖和女学院】第2セット、西彼杵のOH田中がスパイクを放つ=県立総合体育館

【バレーボール女子決勝、西彼杵―聖和女学院】第2セット、西彼杵のOH田中がスパイクを放つ=県立総合体育館

  • 【バレーボール女子決勝、西彼杵―聖和女学院】第2セット、西彼杵のOH田中がスパイクを放つ=県立総合体育館
  • 【バレーボール男子決勝、大村工―佐世保南】第2セット、大村工のOH北村がスパイクを決めて5点目=県立総合体育館
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バレーボールの長崎県高校新人大会最終日は27日、長崎市の県立総合体育館で男女の準決勝、決勝が行われ、女子は西彼杵が初優勝を飾った。男子は大村工が4年連続20度目の頂点に立った。男女上位各4校は全九州選抜大会(2月8、9日・福岡)に出場する。
 女子決勝は西彼杵が聖和女学院に2-1で競り勝った。西彼杵は第1セットを21-25で落としたが、第2セットは6-6からOH田中の3連続得点でリードを広げ、OH髙見らのスパイクが随所で決まって25-14で奪い返した。第3セットも勢いは止まらず、MB泉らが力を発揮して25-19で連取した。
 男子決勝は大村工が佐世保南にストレート勝ちした。第1セットは終盤まで一進一退の攻防が続いた中、大村工はMB南のサービスエースやOH神近の強打で流れを引き寄せて25-23で先取。第2セットはOH北村、OP下村のブロックアウトやコンビバレーで得点を重ね、25-20で取った。

◎西彼杵 対応力で逆転勝ち

 昨年の県内主要4大会と同じ顔合わせになった女子決勝は、西彼杵が逆転で初優勝。昨年唯一取れなかったタイトルをつかみとった。井上監督は「1セット目は落としたが(第2セット以降は)相手の特徴をつかんで攻撃できていた。対応力があった」と目を細めた。
 第1セットはサーブミスやレシーブの乱れもあり、4-2から聖和女学院に7点を連取されて流れを持っていかれた。しかし、第2セット以降は主将のOH田中の「やるべきことをしっかりやっていこう」という言葉に呼応。MB八並やセッター横田のサーブなどで相手を崩し、田中、MB泉らが強打を打ち込んで流れを引き寄せた。第3セットも主導権は渡さなかった。
 初出場した今月初旬の全日本高校選手権(春高)は初戦敗退。新チームは「春高の悔しさや反省」を胸に刻んで2週間練習に励み、まずは一つ目の結果を出した。田中は「ここで満足せず、県大会は全部勝って日本一を取る」と力強く言い切った。

◎大村工 2枚エースけん引

 全試合ストレート勝ちでV4を達成した男子の大村工。昨季の主力が多く残る選手層の厚さや、高さ、速さでつけいる隙を与えなかった。朝長監督は「OH北村、OP下村らが軸になって流れをつくれていた。サーブレシーブの課題を残すが、優勝できて良かった」とホッとした表情を見せた。
 正セッターの宮﨑をけがで欠く中、1年生セッターの末永が巧みなトスワークで攻撃を組み立て、2枚エースの北村、下村が次々と得点を重ねてチームを勢いづけた。MB南、森﨑の速攻も効果的に決まり、佐世保南にブロックの的を絞らせなかった。
 昨年は1月の県新人大会、4月の県春季選手権を制したが、6月の県高総体、11月の全日本高校選手権(春高)県大会は決勝で敗れて、全国の舞台を踏むことなく1年を終えた。主将の北村は「先輩たちは悔しい思いのまま引退していった。自分たちの甘えをなくして、今年は県内無敗を目指す」と雪辱を誓っていた。