長崎県佐世保市の推計人口が今月1日現在で22万9833人となり、1952(昭和27)年以来、73年ぶりに23万人を下回った。平成の大合併で一時26万人を超えていたが、少子高齢化や若者の流出で人口減少が続いている。
市は2020年の国勢調査の人口を基準に、出生・死亡数と転出入数を反映した推計値を毎月公表している。それによると、昨年12月1日時点は23万118人だったが、14日に公表した最新の推計人口では前月比285人減の22万9833人となった。世帯数は10万2871世帯。
市の統計資料によると、戦後の同市人口は高度成長期に増加し、ピークは1959年の26万5781人。その後は24万人台後半から26万人台前半の間で推移してきたが、平成以降は横ばいから減少傾向となった。周辺市町の編入で2010年には一時的に26万人台に増えたものの、25年までの15年間で約3万人減少した。
市によると、国立社会保障・人口問題研究所の推計で同市の人口は40年に20万人を切り、50年には15万人程度まで減少する見通し。
市は2020年の国勢調査の人口を基準に、出生・死亡数と転出入数を反映した推計値を毎月公表している。それによると、昨年12月1日時点は23万118人だったが、14日に公表した最新の推計人口では前月比285人減の22万9833人となった。世帯数は10万2871世帯。
市の統計資料によると、戦後の同市人口は高度成長期に増加し、ピークは1959年の26万5781人。その後は24万人台後半から26万人台前半の間で推移してきたが、平成以降は横ばいから減少傾向となった。周辺市町の編入で2010年には一時的に26万人台に増えたものの、25年までの15年間で約3万人減少した。
市によると、国立社会保障・人口問題研究所の推計で同市の人口は40年に20万人を切り、50年には15万人程度まで減少する見通し。