田口智治被告に懲役2年6月求刑 元「C―C―B」、覚醒剤所持

2024/09/02 [12:07] 公開

東京地裁

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 自宅で覚醒剤を所持したなどとして、覚醒剤取締法違反罪に問われたバンド「C―C―B」元メンバーの田口智治被告(63)は2日、東京地裁の初公判で起訴内容を認めた。検察側は「常習性が認められ再犯の可能性が高い」として懲役2年6月を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は17日。同バンドは「Romanticが止まらない」などで知られる。

 被告は、飼っていた猫が交通事故で死に、落ち込む気持ちを紛らわすためだったと説明。「心から反省している」とうなだれた。

 起訴状によると、6月17日ごろ、都内の自宅で覚醒剤を使用したほか、18日には覚醒剤約0・5グラムを所持したとされる。