V長崎が決起集会「ぶっちぎりでJ2優勝」 選手、スタッフ、ファン一体 新ユニ発表も

長崎新聞 2025/01/13 [10:30] 公開

ファン、サポーターと記念写真に納まるV・ファーレン長崎の選手やスタッフ=ハピネスアリーナ

ファン、サポーターと記念写真に納まるV・ファーレン長崎の選手やスタッフ=ハピネスアリーナ

  • ファン、サポーターと記念写真に納まるV・ファーレン長崎の選手やスタッフ=ハピネスアリーナ
  • 新ユニホームを着てステージに整列する選手たち=ハピネスアリーナ
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サッカーJ2のV・ファーレン長崎は11日、長崎市のハピネスアリーナで約3千人のファンを招いて決起集会を開き、来月15日に開幕するリーグ戦に向けて士気を高めた。
 新ユニホームを着た選手たちが背番号順に登壇。下平隆宏監督は「これだけの選手がそろった。J2で優勝して、J1の舞台に行きたい。そのためにスタジアムに来て後押ししてほしい」と来場を呼びかけた。選手を代表して下部組織出身のMF安部大晴が「昨季は悔しい思いをした。ぶっちぎりでJ2優勝する」と力強く宣言した。
 続いて高木琢也代表取締役兼クラブリレーションズオフィサーが今季のスローガンを発表。選手、スタッフ、ファンが一体となって戦ってほしいという意味を込めて「獲るぞ、TEPPEN 魅せろ、長崎の力」にした。
 選手たちは来場者から寄せられた質問にも回答。「背番号を6に変えた理由は」と問われた安部は「年間通してチームの勝利に貢献すると覚悟を持って背番号を変えた」と答えた。その後、下平監督から「真面目過ぎる。もうひと声」と再回答を求められると、安部は「(昨季、背番号6を着けていた)マテウスを超えます」と宣言して会場を沸かせた。
 最後に選手たちはファンと一緒に記念撮影。「優勝、昇格」の思いを共有していた。

◎20周年、新たな「波」を

 V・ファーレン長崎は11日、今季のユニホームを発表した。ホーム用はクラブカラーの青とオレンジが基調で、クラブ創設20周年を機に新たな「波」を巻き起こすというイメージ。アウェー用は白をベースに、長崎県21市町を表現する21本のライン入れた。
 GKのホーム用はオレンジ、アウェー用は水色。今季からファナティクス・ジャパン社製に変更して、MCRジャパン(マクロン)とは1年で契約を終了した。スポンサーは昨季と同じで、胸にジャパネットホールディングス、左袖にモリリン、鎖骨の左にメモリード・ライフ、右にトランスコスモス、背中上部にMSCクルーズジャパン、下部に三井住友海上のロゴが入った。
 選手の背番号も併せて発表。元日本代表でJ1連覇の神戸から加入した山口は「5」。下部組織出身の安部が「35」から「6」に変更。マテウスが空き番号だった「10」になった。