長崎市南山手町のグラバー園は1日、園内のライトアップをリニューアルした。空間を鮮やかな光で彩り、長崎の夜間観光の魅力向上につなげたいとしている。
新しくなったのは木々や階段、壁などのライトアップ。時間とともにさまざまな色に変化し、パターンは豊富という。この日は四季をイメージした演出が施され、赤や青の光が来園者を楽しませた。
園内の「旧三菱第二ドックハウス」では屋内の壁にプロジェクションマッピングを投影。園の特徴について紹介する。
同園は2017年から、「長崎南山手グラバーパートナーズ共同事業体」(吉田昌敬代表)が指定管理者として運営。本年度から2期目(1期5年)に入るのに合わせ、リニューアルに踏み切ったという。
点灯式で吉田代表は「来るたびに雰囲気が違う(ようにして)夜の魅力を盛り上げていく」、田上富久市長は「リニューアルは空間の魅力を味わう工夫だ」と話した。
光で彩るグラバー園 ライトアップをリニューアル
2022/06/02 [12:00] 公開