16日告示された諫早市長選は現職と新人の一騎打ちとなった。激しい三つどもえの戦いだった前回とは一転し、当初「無投票」とみられていたが、先月中旬に政治団体代表でタウンマネジメント会社社長の新人が立候補を表明。市民から「争点がない」と困惑の声も聞かれる中、1週間の選挙戦に突入した。
無所属現職の大久保潔重候補(59)の出陣式は永昌町の選挙事務所前であり、推薦する自民、公明両党の国会議員や県議、各種団体の関係者らが集まった。大久保候補は「諫早の成長と発展の芽をさらに大きく育て、市民の皆さんと郷土を盛り上げていきたい」と決意を述べ、選挙カーに乗り込んだ。選挙期間中は市内2カ所で個人演説会を予定している。
諸派新人の犬尾公候補(51)は、東小路町の市役所前中央交流広場で第一声。大手不動産会社で大規模都市開発に携わった経験から「僕以上にまちづくりの経験がある人はいない」と主張。市が整備を進める500席程度のホールと、老朽化した市民センター(中央公民館)の生涯学習機能を併せ持つ「市民交流センター(仮称)」事業について「凍結させる」と訴えた。
選挙戦に突入したことに対して、市民の反応はさまざま。市中心部の商店街で買い物をしていた30代男性は「現市政に特に不満はない。子育て支援を充実させてほしい」と語った。諫早市内の60代女性は「争点がないのに、税金の無駄遣いだ」と冷ややかだった。
無所属現職の大久保潔重候補(59)の出陣式は永昌町の選挙事務所前であり、推薦する自民、公明両党の国会議員や県議、各種団体の関係者らが集まった。大久保候補は「諫早の成長と発展の芽をさらに大きく育て、市民の皆さんと郷土を盛り上げていきたい」と決意を述べ、選挙カーに乗り込んだ。選挙期間中は市内2カ所で個人演説会を予定している。
諸派新人の犬尾公候補(51)は、東小路町の市役所前中央交流広場で第一声。大手不動産会社で大規模都市開発に携わった経験から「僕以上にまちづくりの経験がある人はいない」と主張。市が整備を進める500席程度のホールと、老朽化した市民センター(中央公民館)の生涯学習機能を併せ持つ「市民交流センター(仮称)」事業について「凍結させる」と訴えた。
選挙戦に突入したことに対して、市民の反応はさまざま。市中心部の商店街で買い物をしていた30代男性は「現市政に特に不満はない。子育て支援を充実させてほしい」と語った。諫早市内の60代女性は「争点がないのに、税金の無駄遣いだ」と冷ややかだった。