電子決済アプリを不正利用の疑い、長崎県警など4人逮捕 スマートフォンを購入

2025/01/20 [12:32] 公開

長崎県警と茨城県警は16日、後払い決済サービスアプリ「ペイディ」の他人のアカウントを不正利用してスマートフォンを購入したとして、電子計算機使用詐欺の疑いで、共に住所不定、飲食店経営、男性容疑者(42)と建設作業員、男性容疑者(28)を再逮捕した。同じ手口の一連の事件で両容疑者の逮捕は3回目。
 ほかにも同容疑で、飲食店経営の男性容疑者の妻で大村市東大村2丁目、飲食店経営の女性容疑者(27)と山梨県富士河口湖町のアルバイト、女性容疑者(27)を逮捕した。
 逮捕容疑は、4人は共謀して2023年12月10日、札幌市の20代女性派遣社員のペイディのアカウントを無断で使い、福岡市の販売店でスマートフォンとスマートウオッチ(計27万9600円)を購入。不当に利益を得た疑い。
 飲食店経営の男性容疑者とアルバイトの女性容疑者は女性に購入させたスマートフォン4台(計88万6600円)をだまし取ったとして、詐欺の疑いでも逮捕された。
 長崎県警は、飲食店経営の男性容疑者らが21年1月から昨年3月までに約500台のスマートフォンをだまし取り、売却して約7千万円を得たとみて調べている。