国民・深堀氏が出馬会見 参院長崎選挙区 玉木代表も同席

2024/09/07 [10:45] 公開

玉木代表(左)も出席した会見で、「地方の声を国政につなげたい」と話す深堀氏=長崎市元船町、平安閣サンプリエール

玉木代表(左)も出席した会見で、「地方の声を国政につなげたい」と話す深堀氏=長崎市元船町、平安閣サンプリエール

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来夏の参院選長崎選挙区に立候補を予定している国民民主党県連幹事長の深堀浩県議(59)=長崎市区=が6日、長崎市内で出馬会見を開いた。同席した同党の玉木雄一郎代表は「参院選に向け全力で取り組みを強化していく」と述べた。
 深堀氏は医療や福祉、教育など「地方で解決できない案件はたくさんある。地方議会を経験した者として、地方の声を国政につなげたい」と出馬の理由を説明。大都市との格差是正など「地方が主役の政治」を実現するとし、「厳しい選挙だが強い覚悟をもって取り組む」と決意を述べた。
 玉木代表は自民党派閥の政治資金問題で本県選出の衆院議員が辞職したことを挙げ、「古い政治体質を長崎から一掃するというメッセージを発信できる極めて意義のある戦い」と強調。次期衆院選を念頭に「衆参一体となった取り組みも進められる」とした。
 深堀氏は長崎市出身。県立長崎北高卒。同市議を経て2011年の県議選で初当選し、現在4期目。県内の労働団体や立憲民主、社民両県連とつくる選挙協力の枠組み「7団体懇話会」は先月、深堀氏の支援を確認している。
 参院選を巡り、自民党は現職の古賀友一郎氏(56)=2期目=と、佐世保市・北松浦郡区選出県議の山下博史氏(49)が公認を争っている。