西九州新幹線 お盆期間に9万4000人利用 JR九州が発表

2024/08/20 [11:00] 公開

JR九州は19日、お盆(9~18日)の新幹線と在来線特急の利用状況を発表した。西九州新幹線(武雄温泉-長崎)は前年同期比8・4%増の約9万4千人。新型コロナウイルス禍前の2018年の在来線特急(諫早-長崎)比では98・2%だった。
 九州新幹線(博多-熊本)は前年同期より5・4%増の約37万4千人。在来線特急は長崎線(鳥栖-江北)が16・4%増の約21万8千人で、日豊線(小倉-行橋)も11・3%増の14万6千人だった。
 九州新幹線と長崎線、日豊線の合計は前年同期比9・6%増の約73万8千人と堅調だった一方、南海トラフ地震臨時情報の発表や台風の影響で旅行などを控える動きもあったとみられ、18年比では87・6%にとどまった。