潮風に悠々 こいのぼり 佐世保・地域活性化グループ「地域の人を笑顔に」

長崎新聞 2022/04/29 [12:00] 公開

こいのぼりの下ではしゃぐ子どもたち=佐世保市宇久町

こいのぼりの下ではしゃぐ子どもたち=佐世保市宇久町

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 こどもの日を前に、佐世保市宇久町の宇久平港付近の空き地に、こいのぼりが飾られ、ほのぼのとした風景が広がっている。
 空き地は、地域活性化グループ「ハマーズ(平山忠一郎代表)」が市から借り受け、「心花園(大塚志摩子代表)」とともに管理。約1000平方メートルあり、景観美化を願って、四季をリレーするようにポピーやヒマワリなどを植え、冬にはイルミネーションの装飾もしている。
 こいのぼりの掲揚は「地域の人を笑顔にしたい」と数年前から始めた。今年は付近住民が持ち寄った約30匹が悠々と潮風になびいている。近くの主婦、鶴園賢湖(まさこ)さん(35)は友人家族と訪れ「コロナ禍になごみます。家にこいのぼりがなく、季節を感じながら子どもと楽しめてよかった」と語った。