2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」があしらわれた1万円金貨幣の製造が3日、大阪市の造幣局でスタートした。万博を記念する金貨幣は初めて。金の価格高騰を反映し、1枚26万8千円で販売する。
造幣局で開かれた打ち初め式には大相撲の湊川親方(元大関貴景勝)や会場のシンボルとなる大屋根リングを設計した建築家藤本壮介氏が参加した。関西経済連合会の松本正義会長らが一斉にボタンを押すと圧印機が稼働。1万円金貨幣と千円銀貨幣の「ミャクミャクコイン」が次々と打ち出され、さっそく手にした湊川親方は「実物で見ると全然違う」と驚いた様子で話していた。