八代亜紀さんのヌード写真に批判 管理会社、CD発売で法的措置も

共同通信 2025/04/16 [21:13] 公開

八代亜紀さん

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 2023年に死去した歌手八代亜紀さんの「フルヌード写真」付きCDを発売すると鹿児島市のレコード会社が発表し、16日までに関係者らから批判や抗議が相次いでいる。八代さんの著作権や肖像権を管理する会社(東京都)は「極めて不愉快な出来事で絶対に許すことができない」とし、八代さんの名誉を守るための法的措置を取る方針。

 レコード会社は「ニューセンチュリーレコード」。同社ウェブサイトによると、交際相手がインスタントカメラで撮った20代の頃の「フルヌード写真2枚が掲載」され、代表曲「舟唄」などが収録されたCDを21日に発売するとしている。共同通信の取材に同社は「正当に保有するものを商品として扱っており、何ら問題ない。予定通り販売する」とコメントした。

 八代さんの元マネジャーが代表を務め、肖像権などを管理する「八代ミュージック&ギャラリー」は14日に声明を発表。遺族や弁護士と議論を重ねてきたと明かし「刑事民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めている」とした。