長崎市立小で3年の1クラス(約30人)の担当教諭が本年度、実施後のテストなど計約1400枚を児童に返却していなかったことが28日、同校への取材で分かった。未採点、未実施のテストやワークシートも含まれ、本年度の成績に結果が反映されていない恐れがあることから、同校は対象児童の成績を評価し直す考え。教諭は「授業を進めるのに手いっぱいだった」と話しているという。
同校によると、未返却だったのは国語、社会、算数、理科の4教科計50種類のテストやワークシート。22は採点済み、26は未採点、2は未実施だった。保護者から24日、返却されたテストの数が少ないと連絡があったのをきっかけに判明した。未返却分は教諭が持ち帰るなどしていた。
同校は未採点分も採点した上で保護者にテストの返却と説明を進めており、31日までに全て終える予定。未実施のテストも解いてもらい採点する。通知表は教諭が既に渡しているが、訂正が必要な児童には4月以降に改めて配布する。
同校は「大きな問題と受け止めている」とし、新年度は指導を徹底するほか、テストが適切に行われているか複数人で確認するとしている。
同校によると、未返却だったのは国語、社会、算数、理科の4教科計50種類のテストやワークシート。22は採点済み、26は未採点、2は未実施だった。保護者から24日、返却されたテストの数が少ないと連絡があったのをきっかけに判明した。未返却分は教諭が持ち帰るなどしていた。
同校は未採点分も採点した上で保護者にテストの返却と説明を進めており、31日までに全て終える予定。未実施のテストも解いてもらい採点する。通知表は教諭が既に渡しているが、訂正が必要な児童には4月以降に改めて配布する。
同校は「大きな問題と受け止めている」とし、新年度は指導を徹底するほか、テストが適切に行われているか複数人で確認するとしている。