長崎市宝町の「ザ・ホテル長崎BWプレミアコレクション」が、今月から、国内24カ所でホテルを展開するリオ・ホテルズグループの傘下になり、名称を「ザ・グローバルビュー長崎」に変更した。同グループの九州進出は初めて。
これまでは、米ホテルチェーン「ベストウェスタンインターナショナル」の国内開発運営会社の子会社「ランドーナージャパン長崎マネジメント」(同市)が運営。1日から「リオ・ホテルズ北海道」(札幌市)が引き継いだ。パートを含めた従業員約40人の雇用は継続する。
ランドーナージャパン(名古屋市)は「長引く新型コロナウイルス禍で宿泊者が激減し、運営が厳しくなった」と説明。リオ・ホテルズグループは「長崎は歴史・文化的魅力などが多くの旅行者を引き付け、今後も西九州新幹線の開業、国際的なコンベンション開催でさらに多くの来訪者を期待できる」としている。積極的に地元採用を行い、段階的に施設の改修を進める予定という。
ホテルは1990年、長崎プリンスホテルとして開業。2005年からベストウェスタン系列になっていた。
元BWプレミアホテル 名称「ザ・グローバルビュー長崎」に
長崎新聞 2022/02/08 [12:40] 公開