長崎県発祥の外食大手リンガーハット(東京)が11日発表した2025年2月期連結決算は、売上高が前期比8・9%増の437億9400万円、純利益が28・8%増の9億6800万円だった。
米やキャベツ、豚バラを中心に原材料費の高騰にさらされながらも、ちゃんぽん事業は昨年3月の価格改定により増収増益と好調を維持した。「濵かつ」ブランドのとんかつ事業は価格改定後にランチが苦戦し、増収減益となった。
米価高騰の影響について、東京都内で会見した佐々野諸延社長は「既存取引を維持するのが基本だが、新たな産地も開拓しようとしている」と述べ、国産米だけでなく、チャーハンには外国産米のブレンドを検討するとした。
ちゃんぽん事業は今年3月も価格改定した。26年2月期通期の業績予想は、下半期には原材料費の高騰が落ち着くとみて、売上高455億円、純利益10億円を見込む。出店は前期実績並みの国内外13店舗を計画している。
米やキャベツ、豚バラを中心に原材料費の高騰にさらされながらも、ちゃんぽん事業は昨年3月の価格改定により増収増益と好調を維持した。「濵かつ」ブランドのとんかつ事業は価格改定後にランチが苦戦し、増収減益となった。
米価高騰の影響について、東京都内で会見した佐々野諸延社長は「既存取引を維持するのが基本だが、新たな産地も開拓しようとしている」と述べ、国産米だけでなく、チャーハンには外国産米のブレンドを検討するとした。
ちゃんぽん事業は今年3月も価格改定した。26年2月期通期の業績予想は、下半期には原材料費の高騰が落ち着くとみて、売上高455億円、純利益10億円を見込む。出店は前期実績並みの国内外13店舗を計画している。