長崎空港開港50周年 “玄関口”で食を発信 県企画展

長崎新聞 2025/03/10 [12:15] 公開

目を引くオブジェにグルメ情報が掲載された企画展=大村市、長崎空港

目を引くオブジェにグルメ情報が掲載された企画展=大村市、長崎空港

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長崎県は、長崎空港(大村市箕島町)の開港50周年を記念し、空港1階到着ロビーで特別企画展「FOOD DESTINATION PORT~旅になる旬の長崎~」を開催している。本県の空の玄関口から長崎の食文化の魅力を発信し、来訪者の県内周遊につなげたい考え。15日まで。
 展示ではたくさんの発泡スチロールを積み上げたようなオブジェを設置。表面には旬を迎えた「長崎いちご」や、ご当地グルメについての情報がイラストとともに掲載されている。
 「ゆめのか」や「恋みのり」といった県産イチゴを使ったスイーツを中心に、ちゃんぽんや佐世保バーガーなどの郷土名物を味わえる店舗を紹介。店の住所や電話番号などを記したカードが置かれ、自由に持ち帰ることができる。足を止めて展示を見たり、カードを選んだりする空港利用者の姿も見られた。
 県交通政策課は「旅の始まりにここで情報を得て県内各地に向かってもらうほか、次回の旅の参考にもしてもらえれば」としている。