車いすバスケットボールの第35回サンライズ杯九州大会は12、13日、長崎市の県立総合体育館で行われ、2大会ぶりのV奪回を狙った長崎サンライズは昨年に続いて準優勝だった。
長崎サンライズの後援会が、競技力向上と障害への理解を深めようと1986年から開催している。今年は長崎サンライズと同じく長崎県を拠点とするシーウエストをはじめ、九州各地から8チームが出場。予選リーグから決勝、5~8位決定トーナメントで競った。
長崎サンライズは予選リーグ2戦2勝で4チームによる決勝トーナメントへ進出。大分県との準決勝を58-42で突破したが、福岡県との決勝は45-57で敗れた。福岡県の優勝は2年連続。
シーウエストは予選リーグ2戦2敗で5~8位決定トーナメントに回り、5位決定戦で北九州市に46-41で競り勝った。
◎期待の若い力加入 上野、坂本デビュー
福岡県との決勝に12点差で敗れた長崎サンライズ。追う展開となったが、点差が離れかけても懸命に食らい付いた。主将でエースの溝口は「悔しいけれど、ゲーム形式の練習があまりできなかった中で、これだけやれたのは良かった」と前向きに捉えた。
決勝は溝口と高野が得点源となってチームをけん引。ローポインターの永江、松永らが体を張ってシューターを生かした。25-46からの第4クオーターで3本の3点シュートを決めた溝口は「シュート力はついてきた。自分たちがしっかり仕事をすれば、ほかのメンバーの得点チャンスも広がる」と手応えを口にした。
今大会は若い新加入選手もチームを盛り上げた。真城中1年の上野と長崎総合科学大3年の坂本が公式戦デビュー。上野は「もっと強くなってチームに貢献したい」、決勝で得点を決めた坂本は「チームの高いレベルに追いついて活躍できるように頑張りたい」と成長を誓っていた。
長崎サンライズの後援会が、競技力向上と障害への理解を深めようと1986年から開催している。今年は長崎サンライズと同じく長崎県を拠点とするシーウエストをはじめ、九州各地から8チームが出場。予選リーグから決勝、5~8位決定トーナメントで競った。
長崎サンライズは予選リーグ2戦2勝で4チームによる決勝トーナメントへ進出。大分県との準決勝を58-42で突破したが、福岡県との決勝は45-57で敗れた。福岡県の優勝は2年連続。
シーウエストは予選リーグ2戦2敗で5~8位決定トーナメントに回り、5位決定戦で北九州市に46-41で競り勝った。
◎期待の若い力加入 上野、坂本デビュー
福岡県との決勝に12点差で敗れた長崎サンライズ。追う展開となったが、点差が離れかけても懸命に食らい付いた。主将でエースの溝口は「悔しいけれど、ゲーム形式の練習があまりできなかった中で、これだけやれたのは良かった」と前向きに捉えた。
決勝は溝口と高野が得点源となってチームをけん引。ローポインターの永江、松永らが体を張ってシューターを生かした。25-46からの第4クオーターで3本の3点シュートを決めた溝口は「シュート力はついてきた。自分たちがしっかり仕事をすれば、ほかのメンバーの得点チャンスも広がる」と手応えを口にした。
今大会は若い新加入選手もチームを盛り上げた。真城中1年の上野と長崎総合科学大3年の坂本が公式戦デビュー。上野は「もっと強くなってチームに貢献したい」、決勝で得点を決めた坂本は「チームの高いレベルに追いついて活躍できるように頑張りたい」と成長を誓っていた。