陸上自衛隊相浦駐屯地(長崎県佐世保市大潟町)で17日、離島防衛を担う水陸機動団の新隊員の教育修了式があり、112人が国防任務の道を歩み始めた。
隊員たちは全国から集まっており、今年7月から射撃や戦闘に水泳、長距離の行進など厳しい訓練に取り組んできた。隊員たちは二つある水陸機動連隊のいずれかに配属される。
修了式では第2水陸機動連隊長の武者利勝1等陸佐が「苦しい訓練の中、同期で助け合いよく努力した。たくましく見える隊員になったと思う」と激励。その上で「水陸両用隊員としての特技教育などは今後、部隊で身に付けねばならない。引き続き自己修練に努めてもらいたい」と訓示した。
一般企業での勤務を経て入隊した助光浩嗣2等陸士(30)は「野営訓練は特に苦しかった。いち早く戦力になれるよう努力を続けたい」と語った。
陸自相浦駐屯地 「水陸機動団」新隊員112人が教育修了式
2021/09/18 [11:00] 公開