スケートボードによる騒音被害などを防ごうと、長崎県大村市は14日、適正利用を進めるための条例案を発表した。利用禁止区域を設け、違反した場合は5万円以下の過料を科すことが可能になる。同市中央商店街での騒音や危険行為が問題視され、2023年2月に地元商店会などから市に対策を求める要望書が提出されたことなどを受けた措置。同様の条例は全国でも珍しいという。
条例案によると、事故や騒音を防ぎ、快適な生活環境を守ることが目的。市が禁止区域を指定し、違反者には利用を止めるよう命じる。命令に従わない場合は5万円以下の過料を科すことができる。
禁止区域には同市中央商店街アーケードとJR新大村駅自由通路の2カ所を想定。市安全対策課によると、中央商店街での騒音や危険行為への対策として市はマナーアップキャンペーンなどを展開してきたが、注意した住民に利用者が威圧的に接するケースなどが確認されていた。
昨年6月には商店会や地元町内会、弁護士などでつくる懇話会を設立。利用者らにも意見を聞きながら対策を検討していた。条例案は14日から2月3日までパブリックコメントを実施し、次の定例議会での上程を目指す。
市内では22年11月、ボートレース大村敷地内に県内最大級のスケートボード場を備えた「グルーンおおむら」が開業している。
条例案によると、事故や騒音を防ぎ、快適な生活環境を守ることが目的。市が禁止区域を指定し、違反者には利用を止めるよう命じる。命令に従わない場合は5万円以下の過料を科すことができる。
禁止区域には同市中央商店街アーケードとJR新大村駅自由通路の2カ所を想定。市安全対策課によると、中央商店街での騒音や危険行為への対策として市はマナーアップキャンペーンなどを展開してきたが、注意した住民に利用者が威圧的に接するケースなどが確認されていた。
昨年6月には商店会や地元町内会、弁護士などでつくる懇話会を設立。利用者らにも意見を聞きながら対策を検討していた。条例案は14日から2月3日までパブリックコメントを実施し、次の定例議会での上程を目指す。
市内では22年11月、ボートレース大村敷地内に県内最大級のスケートボード場を備えた「グルーンおおむら」が開業している。