タイの旧正月を祝う行事「ソンクラーン祭」を体験するイベントが15日、長崎市文教町の長崎大で開かれた。日本人学生、タイや他国からの留学生、教員ら約70人が参加。伝統にのっとって仏像に水をかけ、幸福を祈願。グリーンカレーやココナツゼリーといったタイ料理が振る舞われた。
ソンクラーン祭は毎年タイの旧正月(4月中旬)に行われる。仏像に水をかけたり、家族や友人同士で水をかけ合ったりすることから「水かけ祭り」とも呼ばれる。タイだけでなく、上座部仏教が信仰されるミャンマーやカンボジアにも共通する行事だ。
同大の国際的な同窓会ネットワーク「NUGAN(ヌーガン)」が企画。ヌーガンのタイ支部代表キティサック・タウナショムさんが同大での研究のために滞日中だったことから、「留学生たちとソンクラーン祭を祝い、タイの文化を長崎の学生たちに知ってもらいたい」と、タイ出身の留学生らと共に準備した。
会場では、隣国ミャンマーを震源に先月起きた地震の被災者救援のため、寄付が呼びかけられた。集まったお金は日本赤十字社の「2025年ミャンマー地震救援金」に寄付する。同大熱帯医学研究所研究員のタンジントゥンさんは、最大の被害が出た同国中部マンダレー出身で、地震で友人が亡くなったという。仏像に手を合わせ、「犠牲者の冥福と故郷の平和を祈った」と話した。
ソンクラーン祭は毎年タイの旧正月(4月中旬)に行われる。仏像に水をかけたり、家族や友人同士で水をかけ合ったりすることから「水かけ祭り」とも呼ばれる。タイだけでなく、上座部仏教が信仰されるミャンマーやカンボジアにも共通する行事だ。
同大の国際的な同窓会ネットワーク「NUGAN(ヌーガン)」が企画。ヌーガンのタイ支部代表キティサック・タウナショムさんが同大での研究のために滞日中だったことから、「留学生たちとソンクラーン祭を祝い、タイの文化を長崎の学生たちに知ってもらいたい」と、タイ出身の留学生らと共に準備した。
会場では、隣国ミャンマーを震源に先月起きた地震の被災者救援のため、寄付が呼びかけられた。集まったお金は日本赤十字社の「2025年ミャンマー地震救援金」に寄付する。同大熱帯医学研究所研究員のタンジントゥンさんは、最大の被害が出た同国中部マンダレー出身で、地震で友人が亡くなったという。仏像に手を合わせ、「犠牲者の冥福と故郷の平和を祈った」と話した。