全英女子OPゴルフ 櫻井心那、2度目の挑戦「巻き返しにつなげたい」

2024/08/23 [09:54] 公開

ゴルフの聖地セントアンドルーズの象徴である18番フェアウエーのスウィルカン橋で記念撮影する(右から)櫻井心那、小祝さくら、勝みなみ

ゴルフの聖地セントアンドルーズの象徴である18番フェアウエーのスウィルカン橋で記念撮影する(右から)櫻井心那、小祝さくら、勝みなみ

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22日に開幕した女子ゴルフのメジャー最終戦、AIG全英女子オープン。20歳の櫻井心那(長崎市出身)は2年連続で世界最高峰の舞台に挑む。「今シーズンは成績が出ていないけど、ゴルフの聖地のパワーをもらって、ここからの巻き返しにつなげたい」。自らの復調と地元長崎のゴルフ界を盛り上げるために全力を尽くす。
 20日、会場となるセントアンドルーズ・オールドコースでの練習ラウンド。スタート時に快晴だった空が一変、途中から強い雨風となった。「でも、これだけ風が一方向に向かってずっと変わらず強ければ、いい意味で風でごまかしながらショットを打てるところはあると感じている」。アイアンでの第2打を風に乗せ、バーディーチャンスに運ぶ場面が何度もあった。
 メジャーで活躍したいという思いはずっと持ち続けている。その理由の一つがジュニア層の競技人口が多くない地元長崎への貢献だ。「自分が活躍する姿を見て、ゴルフをやってみたいと思う子供たちが増えるように頑張りたい」。注目度が普段の試合と比べて大幅に上がるメジャー大会は、子供たちにアピールするには格好の舞台となる。(U-NEXT・塩畑大輔)