大阪・関西万博会場への交通アクセスの結節点となるJR大阪環状線弁天町駅で1日、新たな改札を備えた新駅舎が開業した。会場に直結する大阪メトロ中央線への乗り換え客で混雑が予想されており、スムーズに移動できるようにした。
新駅舎は改札3カ所を設置。うち1カ所は大阪メトロ弁天町駅の改札と同じ階にあり、階段を上り下りせずに行けるようにした。JR西日本によると、弁天町駅の1日当たりの乗降客数は現在、平均約7万人だが、4~10月の万博期間中は最大約22万人を見込む。
同日は開業式典が開かれ、JR西近畿統括本部の水口英樹阪奈支社長は「結節点としての弁天町駅の役割は大きい」と話した。