日本スポマス長崎大会 ソフトボール・久本寺ウエンテラーが初優勝!

2024/10/02 [11:30] 公開

【ソフトボール決勝、FUKUOKADIPPERS―久本寺ウエンテラー】6回無失点と好投した久本寺ウエンテラーの北川康=とぎつ海と緑の運動公園

【ソフトボール決勝、FUKUOKADIPPERS―久本寺ウエンテラー】6回無失点と好投した久本寺ウエンテラーの北川康=とぎつ海と緑の運動公園

  • 【ソフトボール決勝、FUKUOKADIPPERS―久本寺ウエンテラー】6回無失点と好投した久本寺ウエンテラーの北川康=とぎつ海と緑の運動公園
  • ソフトボールで優勝した久本寺ウエンテラー
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日本スポーツマスターズ2024長崎大会(日本スポーツ協会、長崎県、長崎県スポーツ協会主催)は9月28日~10月1日、西彼時津町のとぎつ海と緑の運動公園など県内各地で10競技が行われ、長崎県勢はソフトボールの久本寺ウエンテラーが初優勝を飾った。
 久本寺ウエンテラーは九州勢対決となった決勝でFUKUOKA・DIPPERS(福岡)を3-0で下した。
 バドミントンの男子は長崎Aが準優勝、サッカーの長崎県選抜O-35は3位と健闘。バスケットボール女子の長崎選抜も準々決勝まで進んだ。個人は、自転車の男子6部(60歳以上65歳未満)で菊池雄幸がスプリント、ケイリンの2冠、男子3部(45歳以上50歳未満)スプリントで木竹広賢が3位。ボウリング男子個人選手権の服部良成、テニス男子シングルスの松永雅俊、テニス女子シングルスの道下薫も3位入賞した。
 原則35歳以上のシニア選手による総合スポーツ大会。県内初開催となった今回は、先行開催の3競技を合わせた13競技に県勢約500人が出場した。
 来年は愛媛県で開催される。

◎エース北川康 圧巻の投球

 ソフトボールは、全6試合で53得点11失点と攻守がかみ合った久本寺ウエンテラーが地元V。学企画建設壮年、南島原クラブに続いて県勢3連覇も達成した。高橋監督は「地元の声援があったおかげ。長崎のソフトボールのレベルの高さを示すことができてよかった」と笑顔を見せた。
 森、瀬戸口など長く国体成年男子代表として戦ってきた選手も多く、一人一人のスイングが鋭かった。「どこからでも点が取れる」(高橋監督)打線に加え、優勝の原動力になったのは右腕のエース北川康。53歳とは思えない威力のある速球に緩い変化球を織り交ぜ、6試合無失点の圧巻の投球を披露した。
 チームスローガンは「塁楽常勝(楽しみながら、勝ち続ける)」。この日もベンチは全員で盛り上がり、常に笑顔を絶やさなかった。北川康は「全員で協力して戦うことができたのがよかった」と他のチームを圧倒した大会を振り返った。