札幌・南署は１７日、札幌市中央区の路上で男子高校生２人が１５日に登校中、何者かに制服を切られたと発表した。同じころ、近くを歩いて登校していた別の男子高校生１人もジャンパーを切られており、器物損壊事件として、同一人物による犯行の可能性も含めて調べる。
署によると、２人は１５日午前８時５分ごろ、市営地下鉄南北線幌平橋駅の付近を歩いて登校中、反対の方向から歩いてきた４０代くらいの女と接触。ブレザーの右上腕部やポケットに約５～１０センチの切れ目があることに後日気付き、学校関係者を通じて通報があった。
２人が被害にあったのと同じころ、近くを歩いていた別の男子高校生もジャンパーの右上腕部を約１５センチ切られた。同日中に交番に「知らない人がぶつかってきた」と相談していた。