来夏の参院選長崎選挙区 共産、筒井氏を擁立 被爆3世の31歳

長崎新聞 2024/12/26 [10:21] 公開

筒井涼介氏

筒井涼介氏

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共産党県委員会は25日、来年夏の参院選長崎選挙区(改選数1)に、新人で同委員会常任委員の筒井涼介氏(31)を党公認候補として擁立すると発表した。
 同日、県庁で会見を開いた。筒井氏はこれまでに原水爆禁止県協議会常任理事などを務め、平和運動に参加。自身が被爆3世でもあり「核兵器禁止条約の署名批准を何としても実現したい」と語った。
 筒井氏は長崎市出身。長崎大経済学部卒。同大2年時の2013年に入党し、17年8月から同委員会の専従職員として勤務。日本民主青年同盟県委員会委員長などを経て今年12月から現職。選挙への出馬は初めて。党本部の常任幹部会で23日に公認が決まった。
 同選挙区には国民民主党県連幹事長の県議、深堀浩氏(59)が立候補を表明している。自民党県連は現職の古賀友一郎氏(57)=2期目=と佐世保市・北松浦郡区選出県議の山下博史氏(50)を公認候補として党本部に上申している。