大村車両基地で新幹線フェスタ 21日、開業2周年に合わせ 予約なしで個人客も見学可 長崎

2024/09/05 [12:30] 公開

かもめの走行を眺められる大村車両基地=大村市(JR九州提供)

かもめの走行を眺められる大村車両基地=大村市(JR九州提供)

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JR九州は、21日の西九州新幹線(武雄温泉-長崎)開業2周年記念プロジェクト「GO WEST 2」に合わせて、長崎県大村市竹松町の大村車両基地で「新幹線フェスタ」を同時開催する。保守車両・設備など舞台裏を楽しめる。
 同基地の見学は通常、予約制で団体客のみ受け付けている。フェスタは正午~午後4時(最終入場受け付け同3時半)、予約なしで個人客もOK。展望スペースから「かもめ」の走行を眺められるほか、▽ミニ新幹線かもめ乗車▽発車標(電光掲示板)に好きな文字を表示させ写真撮影▽保守用車と綱引き▽保守用車、軌道自転車、草刈りバギーの乗車▽ポイント切り替え-などを体験できる。JR九州吹奏楽団の演奏、飲食物やグッズの販売もある。駐車場はなく、新大村駅との間でシャトルバスを運行する。
 長崎、佐賀両県の沿線5駅での音楽イベント「GO LIVE」は、全国から97組が応募し、審査を経て出演する21組が決定した。午前10時~午後4時、各駅3~7組が出演する。
 同基地で午前に開く車両掃除イベント「GO MARU-ARAI」には、定員150人に対し5167人が申し込んだ。洗い終わった車両は午後1時20分から長崎駅で出発式を行う。長崎市出身で人気漫画「弱虫ペダル」の作者、渡辺航さんが1日駅長を務める。 当日限定で同新幹線各駅乗り放題となるTシャツきっぷ「GO NORI-HODAI」も発売中(大人3千円、子ども1500円)。