J1横浜Mは19日、神奈川県横須賀市のクラブハウスで記者会見してホーランド監督を解任した経緯を説明し、西野努スポーティングダイレクター(SD)は、リーグ戦11試合で1勝の低迷に「失敗と言わざるを得ない」と認めた。
今季から就任して守備の立て直しに注力したが、持ち味だった攻撃力が影を潜めた。16日の清水戦で2―0から逆転負けしたことが決断の決定打となり、西野SDは「対戦相手の分析と試合中に実行する能力、チームを一つの方向性に引っ張る力は、期待していたものと違った」と断じた。
暫定的に指揮を執るキスノーボ・ヘッドコーチは「100%のハードワークは(選手に)要求したい」と抱負を述べた。