母の日前にカーネーション贈る 花き農家でつくる部会、諫早市長に

2021/05/02 [14:00] 公開

カーネーションの花束を贈る後田部会長(右)=諫早市役所

カーネーションの花束を贈る後田部会長(右)=諫早市役所

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 母の日(5月9日)を前に、諫早市内の花き農家でつくる部会が4月30日、大久保潔重市長にカーネーションの花束やフラワーアレンジメントを贈り、産地の取り組みをPRした。
 贈ったのは、JAながさき県央の諫早カーネーション部会(7戸)。同JAなどによると、同部会はカーネーションの生産面積(334アール)、生産量(昨季で404万本)とも県内最大を誇り、札幌や仙台、東京、大阪などに出荷している。昨季は新型コロナ禍で花きの需要が落ち込み、同部会でも売上高、価格とも1割減った。今季は天気にも恵まれ、生育は順調という。
 市役所で後田隆英部会長(37)から本県オリジナル品種「だいすき」を交えた花束などを受け取った大久保市長は「コロナで(需要を支える)イベントがなくなっているが、(市もPRの)応援をさせていただく。諫早の花を見て、次への活力になればいい」と話した。後田部会長は取材に「コロナで家で過ごす時間が増えているので、家庭に花を飾ってもらえたらうれしい」と語った。