松浦鉄道と清峰高生コラボ! 駅名標の新デザインを製作「貴重な経験」 長崎・佐々

長崎新聞 2025/03/06 [12:21] 公開

清峰高校前駅の駅名標デザインで協力した清峰高生徒ら=佐々町中川原免

清峰高校前駅の駅名標デザインで協力した清峰高生徒ら=佐々町中川原免

大きい写真を見る
長崎県の松浦鉄道(MR)は、佐々町の「清峰高校前駅」と「神田駅」の駅名標をリニューアル。「清峰高校前駅」のデザイン製作に協力した同校に感謝状、生徒10人に1日フリー切符を贈った。
 生徒の約4割が同駅を利用しており、高校生や地元住民らに「マイレール」意識を醸成してもらい利用促進につなげようと企画。駅名は、同校野球部が3季連続甲子園に出場したのを機に2007年、「上佐々駅」から現在の駅名に改称した。
 駅名の書体は、書道選択クラス(3年生20人)が作成した中から、視認性とバランスを考慮し、坂口侑愛さん(18)の書体に決定した。
 デザインはMRと同校が協議して決定。新校舎やMRイメージキャラクターの「西浦ありさ」がシロウオ漁をする姿にした。
 小学校の頃から習字を続けている坂口さんは「得意な楷書で読みやすさを重視した。貴重な経験ができてうれしい」と話した。