「建国記念の日」の11日、長崎県内各地の神社で奉祝行事があり、長崎市城栄町の県護国神社には約30人が集まった。
2月11日は初代の神武天皇が即位したとされる日で明治時代に「紀元節」と定められ、1967年から建国記念の日となった。
同神社では、巫女(みこ)が国の平安と発展を祈り、舞を奉納。「誇りある国づくりへ向け一層努力する」と奉祝文が読み上げられた。同神社責任役員で「長崎日の丸会」の坂井俊之会長は「新型コロナウイルスで世界が混沌(こんとん)とする中、わが国がつくられた長い歴史を見つめ直したい」と話した。
同市内で例年開催される奉祝大会や佐世保市内の「日の丸行進」は感染拡大防止を理由に中止となった。
建国記念の日 平安と発展祈り舞奉納 県護国神社で奉祝行事
2021/02/12 [09:56] 公開