世界の要人、ローマへ続々 教皇午後葬儀、弔問外交の舞台に

共同通信 2025/04/26 [09:04] 公開

ローマ教皇フランシスコの弔問で長い列をつくる人々=25日、バチカン(ゲッティ=共同)

ローマ教皇フランシスコの弔問で長い列をつくる人々=25日、バチカン(ゲッティ=共同)

  • ローマ教皇フランシスコの弔問で長い列をつくる人々=25日、バチカン(ゲッティ=共同)
  • ローマ教皇フランシスコの遺体を納めたひつぎを閉じる儀式=25日、バチカンのサンピエトロ大聖堂(バチカンメディア提供・共同)
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 【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコの葬儀が26日午前10時(日本時間午後5時)、バチカンのサンピエトロ広場で営まれる。25日夜までにトランプ米大統領やフランスのマクロン大統領を含む各国の元首や首脳がローマに続々到着し、弔問外交の舞台にもなる。教皇庁によると、葬儀には約160の外交団が参列する予定。

 教皇の遺体は23日からバチカンにあるキリスト教カトリックの総本山サンピエトロ大聖堂に安置され、25日夜まで一般弔問を受け付けた。その後、遺体を納めたひつぎを閉じる儀式が執り行われた。3日間で信者ら約25万人が教皇に最後の別れを告げた。

 マクロン氏は大聖堂で弔問を済ませた。葬儀当日には広場周辺に数十万人の信者らが集まると予想されている。

 葬儀は2時間ほど続く見込みで、その後、ローマのサンタマリアマジョーレ大聖堂に埋葬される。教皇のひつぎを乗せた車は観光名所である円形闘技場遺跡コロッセオなどの近くを通る約6キロの道を進む予定で、多くの人たちが沿道で見守るとみられる。