そうめん輝く 「島原手延べそうめん」作り大忙し

2021/01/30 [14:00] 公開

2本の棒を使い丁寧に麺を延ばす末永代表=南島原市、長崎そうめん末永

2本の棒を使い丁寧に麺を延ばす末永代表=南島原市、長崎そうめん末永

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 長崎県南島原市の特産品「島原手延べそうめん」作りが繁忙期を迎えている。
 有家町の製麺所「長崎そうめん末永」では、麺を引きのばしながら乾燥させる「門干(かどぼ)し」作業があり、白糸のようなそうめんが輝いていた。末永義邦代表(51)は「寒い季節に作られるそうめんは麺の色が白く、コシも強い」と満足そうに話していた。
 市商工振興課によると、市内では200以上の業者が年間約2千トン(推計)を生産しており、「揖保乃糸(いぼのいと)」(兵庫県)に次ぎ全国2位を誇る。