バレーボール男子の五輪メダリストで、中野蒲鉾店代表取締役の中野尚弘(なかの・なおひろ)氏が3日午後9時10分、リンパ腫のため長崎市内の医療施設で死去した。80歳。佐賀県鹿島市出身。自宅は長崎市築町4の10。通夜は5日午後5時、中野蒲鉾店・中野家合同葬は6日正午から長崎市光町7の1、メモリード典礼会館で。葬儀委員長は同社専務の中野大四郎さん。喪主は妻光子(みつこ)さん。
日本代表に選ばれ、1964年東京五輪で銅メダル、68年メキシコ五輪は主将として銀メダル獲得に貢献。72年ミュンヘン五輪はコーチとして金メダル、84年のロサンゼルス五輪では監督を務めた。長崎市内でかまぼこ店を営む傍ら、長崎県のスポーツ発展にも尽力した。
中野尚弘さん死去 80歳 バレー男子 五輪メダリスト
2021/01/05 [11:18] 公開