ホテルスタッフが「さるく」ガイド! セトレグラバーズハウス長崎 来月15日、宿泊者限定で

長崎新聞 2025/04/29 [11:54] 公開

ガイドを務めるセトレグラバーズハウス長崎の村田さん=長崎市東山手町

ガイドを務めるセトレグラバーズハウス長崎の村田さん=長崎市東山手町

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長崎市南山手町のホテル「セトレグラバーズハウス長崎」は5月15日、宿泊者限定で昼食付きの「旧長崎居留地さるく」を開催する。ホテルスタッフがガイドを務め、居留地時代の長崎の歴史を学ぶことができる。
 小中高時代を大浦地区で過ごし、現在は同ホテルのフロントで働く村田直哉さん(32)が案内。午前10時半に同ホテルに集合し、古写真や古地図を用いて、幕末から明治にかけて繁栄していた長崎の様子や偉人を紹介する。村田さんは祖父が三菱重工業長崎造船所で働き、祖母が被爆者。戦艦武蔵の建造時の話や被爆体験も聞くことができる。時間は1時間程度。
 正午からは、同市東山手町の国際交流拠点施設、東山手「地球館」cafe slowで昼食。フェアトレードのスパイスを使ったスリランカカレーや同ホテルオリジナルカヌレを味わえる。
 参加費は2500円。定員10人。予約、問い合わせは同ホテル(電095・827・7777)。