10月27日から再開する長崎空港の国際定期航空路線、長崎-韓国ソウル(仁川)線について、県は13日の県議会一般質問で、経済波及効果を年間約17億~22億円と試算していることを明らかにした。
大場博文議員(自民)の質問に村田利博文化観光国際部政策監が答えた。
航空機は182人乗りで週4往復する。県国際観光振興室によると、他県に就航する韓国線の利用状況から、長崎線の搭乗率を7~9割と想定。最新の訪日外国人消費動向調査に基づき、日本国内における韓国人の支出額から県産業連関表を用いて試算した。
運航する大韓航空は、韓国最大手の航空会社。村田政策監は「世界的なハブ空港である仁川国際空港と結ばれることで、韓国などからインバウンド(訪日客)を期待できる」と答えた。
大場議員は、本県の国際定期航空路線の誘致を「九州の中でも遅れている」と指摘。昨年、中国東方航空の長崎-上海線が約3年8カ月ぶりに再開したことを踏まえ、村田政策監は「まずはソウル線と上海線の安定運航に注力する」と述べた。今後の誘致活動について、市場ニーズや就航に伴う経済効果などを確認しながら、東アジアや東南アジアの可能性について検討を進めるとした。
大場博文議員(自民)の質問に村田利博文化観光国際部政策監が答えた。
航空機は182人乗りで週4往復する。県国際観光振興室によると、他県に就航する韓国線の利用状況から、長崎線の搭乗率を7~9割と想定。最新の訪日外国人消費動向調査に基づき、日本国内における韓国人の支出額から県産業連関表を用いて試算した。
運航する大韓航空は、韓国最大手の航空会社。村田政策監は「世界的なハブ空港である仁川国際空港と結ばれることで、韓国などからインバウンド(訪日客)を期待できる」と答えた。
大場議員は、本県の国際定期航空路線の誘致を「九州の中でも遅れている」と指摘。昨年、中国東方航空の長崎-上海線が約3年8カ月ぶりに再開したことを踏まえ、村田政策監は「まずはソウル線と上海線の安定運航に注力する」と述べた。今後の誘致活動について、市場ニーズや就航に伴う経済効果などを確認しながら、東アジアや東南アジアの可能性について検討を進めるとした。