長崎みかんチューハイいかが アサヒビールと長崎県JAグループ

2020/11/02 [23:35] 公開

「長崎みかんチューハイ」(手前左二つ)とチューハイの材料

「長崎みかんチューハイ」(手前左二つ)とチューハイの材料

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 アサヒビールと長崎県JAグループは、県産のミカンを使ったオリジナルサワー「長崎みかんチューハイ」のレシピを開発した。「みかんの日」の11月3日に、県内33の飲食店で販売を始める。県産品の消費拡大と、新型コロナウイルス禍の影響で打撃を受けている飲食店の支援につなげる狙い。10月30日、関係者が県庁を訪れ開発を報告した。
 県内に明るい話題を提供し県産品の認知度向上を図ろうと、レシピを共同開発した。県産ミカンの収穫量は全国5位(2019年)。糖度の高さを生かし、味も見た目も楽しめるサワーを考案した。アサヒビールが地域のJAグループとコラボするのは全国でも珍しいという。
 基本レシピは、アサヒビールの「樽ハイ倶楽部」をJAの100%みかんジュースで割り、冷凍みかんを入れて仕上げる。冷凍みかんをまるごと入れたり、スライスして添えたり、アレンジは自由。1杯500円前後を想定している。
 報告会では上田裕司副知事らが試飲。上田副知事は「口当たりがすっきりしてミカンの甘さもあっておいしい」と太鼓判。JA全農ながさきの中西英雄県本部長は「新たなスタイルで長崎みかんを味わってもらえるいいコラボができた」、アサヒビール長崎支社の古川充彦支社長は「ご当地チューハイとして浸透していってほしい」と話した。