佐世保市春日町の春日神社で13日、神前に供える米を育てる神事「御田植祭」があり、境内に設置したプランターに早乙女らが田植えをした。
同神社では、神社本庁(東京)指定のモデル事業として、2009年から氏子らの田んぼに「神饌(しんせん)田」を設け、献上米を育ててきた。コロナ禍の影響などで中止が続く中、昨年からプランターを「神饌田」として、稲作に取り組んでいる。
今年は対馬で栽培されている古代米「赤米」を育苗して田植え。神社に隣接する春日幼児園の保育士、鴨川鈴香さん(21)、岩崎聖苗(せいな)さん(20)らが早乙女を務め、園児らが見守る中、プランターに稲の苗を植えた。
2人は「新鮮な感覚でいい経験になった。多くの人に神社や日本の文化について知ってほしい。稲の成長が楽しみ」と話した。
10月には稲刈りをする「抜穂祭」を実施。収穫した稲穂、米は同神社のほか伊勢神宮(三重県伊勢市)や神社本庁などに奉納する。髙倉貞幸宮司(65)は「工夫をしながら伝統を継承していきたい。プランターは都会の神社のモデルにもなる。子どもたちにも神社のことを伝えていきたい」と話した。
同神社では、神社本庁(東京)指定のモデル事業として、2009年から氏子らの田んぼに「神饌(しんせん)田」を設け、献上米を育ててきた。コロナ禍の影響などで中止が続く中、昨年からプランターを「神饌田」として、稲作に取り組んでいる。
今年は対馬で栽培されている古代米「赤米」を育苗して田植え。神社に隣接する春日幼児園の保育士、鴨川鈴香さん(21)、岩崎聖苗(せいな)さん(20)らが早乙女を務め、園児らが見守る中、プランターに稲の苗を植えた。
2人は「新鮮な感覚でいい経験になった。多くの人に神社や日本の文化について知ってほしい。稲の成長が楽しみ」と話した。
10月には稲刈りをする「抜穂祭」を実施。収穫した稲穂、米は同神社のほか伊勢神宮(三重県伊勢市)や神社本庁などに奉納する。髙倉貞幸宮司(65)は「工夫をしながら伝統を継承していきたい。プランターは都会の神社のモデルにもなる。子どもたちにも神社のことを伝えていきたい」と話した。