長崎県諫早市白木峰町の白木峰高原で約20万本のコスモスが見ごろを迎え、市内外から訪れた多くの行楽客が撮影や散策を満喫している。今月末まで楽しめそう。
諫早湾や雲仙の山々などを望む丘陵地に、白やピンク、黄色などの花が咲き誇っている。地元住民でつくる白木峰高原育成会が例年、希少種や色を含む約20品種を種まき。10月初旬から咲き始め、現在六分咲き程度になっている。
雲仙市国見町から夫婦で訪れた飯田国男さん(64)は「今年はいつもより、まとまって咲いていてきれい」と話した。同会の松本茂会長(70)によると、今年は長雨の影響で種まきは遅れたが、その後順調に生育し、大きな花が楽しめるという。近くでは季節外れの山桜1本が開花しており、桜とコスモスの珍しい“共演”も話題を呼んでいる。
ピンクに染まる白木峰 コスモス見ごろ 諫早
2020/10/10 [23:35] 公開