佐世保市栄町の佐世保玉屋は、10月1日から売り場を縮小した新たな営業体制に変わる。新型コロナウイルスの影響を受け複数の取引業者が撤退したため、営業規模の見直しが必要と判断。1~5階だった売り場を1~3階に再編し、利便性の向上を図る。
佐世保玉屋は8階建て。今月中旬から改装作業を進め、3階は高級婦人服や時計、宝石、ギフト、生活雑貨などを取りそろえたフロアにリニューアル。2階はもともと婦人服中心だったが、紳士服や子ども服も加え、家族で買い物をしやすい「ファミリーのフロア」とする。
1階はこれまで同様、食料品や化粧品などを販売。10月以降は通常3階までの営業となるが、北海道物産展などの開催時には6、7階を使用する可能性もあるという。
田中丸弘子社長は「お客さまにとって良い形に改装できた。より充実感を味わっていただけると思う」と話している。
佐世保玉屋 売り場再編 10月1日から3フロア
2020/09/25 [23:30] 公開