諫早市とV長崎が連携へ 選手の学校訪問など、交流活動に取り組む

2024/09/26 [12:45] 公開

包括連携協定書を手にする髙田社長(左)と大久保市長=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

包括連携協定書を手にする髙田社長(左)と大久保市長=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

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長崎県諫早市とV・ファーレン長崎は22日、地域活性化や市民サービスの向上を目的とした包括連携協定を締結した。それぞれの人的資源などを有効活用し、幅広い分野で連携協力する。
 連携分野は▽若い世代が住みたくなる子育て支援▽豊かな自然と歴史文化を感じられるまちづくり▽生涯スポーツの推進▽プロ選手と子どもたちの交流▽平和と人権の尊重▽地方創生-の六つ。具体的には、ひとり親世帯に対する支援活動や、のんのこ諫早まつりなどの郷土まつりに関する協力、スポーツ体験会の実施、V・ファーレン長崎の選手が学校などを訪問し交流活動などに取り組む。
 締結式は宇都町のトランスコスモススタジアム長崎であり、関係者4人が出席。同スタジアムでの最終戦を見届けた大勢のサポーターが見守る中、大久保潔重市長と髙田旭人社長が協定書に署名した。
 大久保市長は「子育て支援に関する取り組み、プロ選手と子どもたちの交流活動など、スポーツのまち諫早として、より一層連携を深めてまいりたい」と述べた。