アジア最大級の熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が31日、佐賀市の嘉瀬川河川敷で開幕し、色とりどりの熱気球が秋の夕空を彩った。午前中は強風の影響で飛行を見合わせたが、午後は穏やかな風に変わったため、競技を実施した。
向きや速度の異なる風の層が何層も重なる佐賀平野上空は、日本でも屈指の競技エリア。各国のパイロットが風の向きや強さを読んで気球の高度を調整し、設定された目標地点にどこまで近づけるかを競った。
今大会は15カ国・地域からパイロットが集まり、計127機の熱気球が参加する。
大会組織委員会によると、11月4日までの期間中に計約80万人の来場を見込む。