雲仙市南串山町のハマユリックスホール前で4日、「南串山ふるさと夏まつり」があり、新型コロナウイルス収束祈願の打ち上げ花火約3千発が夜空を彩った。
祭りは毎年、実行委が開催。今回は新型コロナ感染が広がる中、疫病退散の願いを込めて花火だけを実施。盆踊りや露店の出店は中止した。
花火は、会場が「3密」になるのを避けるため、町民だけに事前告知していた。会場の見物客はまばらで、実行委の本田健吾会長(53)は「みんな自宅近くから見てくれたと思う。外出自粛で気がめいるが、少しでも晴れ晴れした気分になってもらえたらうれしい」と話した。