「スポーツパークいさはや」 第1、2野球場 たちばな信用金庫が命名権

長崎新聞 2024/11/23 [11:27] 公開

第1野球場と第2野球場の愛称を披露するたちばな信用金庫の中島氏(左)と藤山副市長=諫早市役所

第1野球場と第2野球場の愛称を披露するたちばな信用金庫の中島氏(左)と藤山副市長=諫早市役所

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長崎県諫早市久山町の複合型スポーツ施設「スポーツパークいさはや」の第1野球場と第2野球場の命名権(ネーミングライツ)をたちばな信用金庫(同市)が取得し、愛称が「たちばなしんきんフィールド・オブ・ドリームス」と「たちばなしんきんボールパーク」にそれぞれ決まった。
 市役所で22日、契約締結式があり、藤山哲副市長と、たちばな信用金庫の中島將博常勤理事本店営業部長が契約書を交わした。命名権の取得期間は2024年11月22日から5年間。金額は第1野球場が年間220万円、第2野球場が同55万円で、5年間の総額は1375万円になる。いずれも税込み。
 締結式で藤山副市長は「愛称を市民に広く周知し、浸透を図りたい」とあいさつ。中島氏は「愛称は子どもたちが夢を実現するきっかけにとの願いを込めた。(球場で)さまざまなドラマが生まれることを期待している」と述べた。
 市スポーツ振興課によると、昨年度の第1野球場の利用者数は3万1705人、第2野球場は1万1685人。命名権の売却で得た資金は維持管理などに充てる。一方、サッカー広場については、応募がなかったため、再度募集する予定。