カカオノキの実 間近で 佐世保・森きらら

長崎新聞 2020/07/14 [13:30] 公開

約20センチのカカオノキの実=佐世保市、森きらら

約20センチのカカオノキの実=佐世保市、森きらら

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 佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)の観賞温室で、約20センチのカカオノキの実がなり、来園者の目を楽しませている。今月いっぱい楽しめそう。
 同園によると、カカオノキは中央アメリカから南アメリカの熱帯地域原産。実の中の種はチョコレートの原料となる。アオイ科の樹木で、通常実がなってから半年程度で収穫となる。同園では3月に収穫期を迎えたが、展示のため自然に実が落ちるのを待っているのだという。
 動植物企画課の稲田涼子さん(28)は「チョコレートのパッケージでしか見たことがないと思うので、本物を間近で見てほしい」と笑顔で話した。