佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)の観賞温室で、約20センチのカカオノキの実がなり、来園者の目を楽しませている。今月いっぱい楽しめそう。
同園によると、カカオノキは中央アメリカから南アメリカの熱帯地域原産。実の中の種はチョコレートの原料となる。アオイ科の樹木で、通常実がなってから半年程度で収穫となる。同園では3月に収穫期を迎えたが、展示のため自然に実が落ちるのを待っているのだという。
動植物企画課の稲田涼子さん(28)は「チョコレートのパッケージでしか見たことがないと思うので、本物を間近で見てほしい」と笑顔で話した。
カカオノキの実 間近で 佐世保・森きらら
長崎新聞 2020/07/14 [13:30] 公開